「株主優待が楽しみで株を始めた」という方、実は多いのではないでしょうか。 コアラ先生もその一人でした。食事券、カタログギフト、割引クーポン… 最初は優待を受け取るたびにワクワクしていました。でも2〜3年続けるうちに、 ある疑問が頭から離れなくなりました。
- ・ 株主優待投資の「隠れたデメリット」
- ・ コアラ先生が転換を決意したきっかけ
- ・ 優待株→高配当株への乗り換え方法
- ・ 転換後の変化と現在の感想
優待投資の楽しさと「ある違和感」
株主優待投資はとにかく楽しいです。年に1〜2回、封筒やカタログが届くたびに 「株を持っていてよかった!」という満足感があります。 私も外食チェーン3社、百貨店、食品メーカーなど計8銘柄の優待株を保有していました。
しかし投資を続けるうちに、こんな疑問が浮かぶようになりました。 「資産は本当に増えているのか?」と。
証券口座を確認すると、保有株の評価額は買値に対してマイナスのものも多い。 優待の価値を足しても、プラスになっていない銘柄がいくつもありました。
優待投資の3つの落とし穴
① 株価下落で優待の価値が吹き飛ぶ
年間3,000円の食事券をもらえても、株価が5万円下がれば大赤字です。 優待は「おまけ」であって、投資の軸にするには不安定です。
② 優待廃止リスクが高まっている
近年、株主優待を廃止して配当金に一本化する企業が増えています。 東証の改革で外国人投資家への不公平感が問題視されたことが背景にあります。 優待頼みのポートフォリオは、廃止発表と同時に株価急落というリスクを抱えています。
③ 使い切れない優待品の罪悪感
これは完全にコアラ先生の個人的な問題ですが、消費期限のある食品券や 使いにくい百貨店のポイントなど、使い切れずに無駄にしてしまうことも…。 せっかくの優待が「もったいない」という感覚で終わることがありました。
転換を決意したきっかけ
決定的だったのは、保有していた外食チェーンの株主優待廃止のお知らせでした。 ストップ安に近い急落で、一日で含み損が大幅に拡大。 「これは根本的な戦略を見直す時期だ」と感じました。
同時期に読んだ本で「配当金は企業の利益から支払われる現金であり、 優待よりも企業の実力が反映されやすい」という内容に共感し、 高配当株へのシフトを決意しました。
具体的な乗り換え方法
焦って全部売ると損失が確定するので、段階的に進めました。
- 保有優待株を「配当利回り・財務状況・優待廃止リスク」の3軸で評価
- 評価が低い銘柄から順に売却(損切りも含む)
- 売却資金で高配当株を購入
- 約1年かけてポートフォリオを入れ替え完了
転換後の変化
高配当株に切り替えて一番変わったのは精神的な安定感です。 優待銘柄の時は「廃止にならないか」「株価が下がっていないか」と毎日アプリを チェックしていましたが、今は週に一度確認するだけで十分になりました。
配当金は現金で受け取れるので使い道が自由。年間配当が少しずつ増えていくのを 見るのが、今の一番の楽しみです。
優待投資が「悪い」ということではありません。楽しむ投資として優待株を 少し持つのはアリです。ただ、老後の資産形成を本気で考えるなら、 軸は高配当株・インデックス投資に置くことをおすすめします。 失敗も経験のうち。私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです!
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