【高配当株】三菱UFJ(8306)を徹底分析!
10年で配当2.8倍・利上げ恩恵メガバンクの実力

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 掲載しているデータは2025年3月期(2025/3期)確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。 株価・配当金は変動しますので、最新情報は必ずYahoo!ファイナンス・IRBANKでご確認ください。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

日本を代表するメガバンク、三菱UFJフィナンシャル・グループ(証券コード:8306)。 略称「MUFG」として国内外で知られる、日本最大・アジア最大級の金融グループです。

銀行・信託・証券・カードなど幅広い金融サービスを展開し、世界50カ国以上に拠点を持ちます。 「安定した大企業に投資したい」「銀行株の配当って実際どうなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

2016年から2025年にかけて配当金は18円→50円へと約2.8倍に増加。 日本銀行の利上げ政策という強い追い風も受け、近年は業績・株価ともに大きく成長しています。 今回はIRBANKのデータをもとに、コアラ先生が徹底分析します。

基本情報

三菱UFJフィナンシャル・グループ
8306
銀行業
東証プライム
3月(3月31日)
年2回(中間・期末)
なし
2025年3月期確定値ベース

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
2.93%
現在の株価
3,278円
1株あたり年間配当金(2027/3期予想)
96円
計算式:96円(配当金)÷ 3,278円(株価)× 100 = 2.93%
⚠️ 株価は常に変動します。現在の利回りは必ずYahoo!ファイナンスでご自身でご確認ください。
🏦 銀行株のスクリーニングについて
銀行は「お金を借りて、貸す」ビジネスのため、製造業などと比べて財務構造が大きく異なります。 一般的なスクリーニング基準(自己資本比率40%以上、有利子負債倍率など)は銀行株には直接当てはまりません。 銀行株の財務健全性は「CET1比率(普通株式等Tier1比率)」「不良債権比率」などで判断するのが適切です。 この点を踏まえて、以下のスクリーニング指標をご覧ください。

スクリーニング指標

数値はIRBANKおよび2025年3月期有価証券報告書ベースの参考値です。

指標三菱UFJの数値目安・コメント
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
約2.3%(目安) 目安3.5%以上 ⚠️ 株価上昇で低下中
CET1比率
(銀行の財務健全性・自己資本比率相当)
約13.3%(2025/3期) 規制要件8%超 ✅ 十分な水準
PER
(株価収益率・割安度の目安)
約11〜13倍 15倍以下 ✅
PBR
(株価純資産倍率)
約1.1〜1.3倍 1.5倍以下 ✅
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
約35%(2025/3期) 20〜60% ✅ 無理のない水準
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
約9〜10%(2025/3期) 8%以上 ✅
連続増配年数 2022〜2025年度 4期連続増配 増配継続中 ✅
時価総額
(会社全体の値段)
約20兆円超(国内最大級) 500億円以上 ✅ 超大型株

10年グラフ

2020/3期(コロナショック)に420円まで急落しましたが、その後は力強く回復。 日銀の利上げ政策への期待感から2023年以降に急加速し、 2025/3期末には約2,180円(概算)と、10年前の約3.4倍に達しました。 ※グラフの値は配当金÷配当利回りから逆算した概算値です。正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
増配 減配 維持
2016/3期(18円)〜2020/3期(25円)は緩やかな増配でしたが、 2021年以降は毎期増配を継続。特に2024/3期(+9円)・2025/3期(+9円)と 利上げ効果で業績拡大を背景に大幅増配が続いています。 10年間で配当金は約2.8倍に成長しました。
2020/3期はコロナ禍の株価急落により利回りが5.95%まで上昇しました。 その後は株価の大幅上昇により利回りは低下傾向に転じ、2025/3期は約2.3%です。 「株価が上がると利回りが下がる」という配当株投資の基本がよく表れたチャートです。 この銘柄は「高利回り」より「継続的な配当成長」を評価して保有するスタイルが合っています。

過去10年の配当金推移

年度1株あたり年間配当金前年比
2016/3期18円基準年
2017/3期18円維持
2018/3期19円増配 +1円
2019/3期22円増配 +3円
2020/3期25円増配 +3円
2021/3期25円維持(コロナ禍)
2022/3期28円増配 +3円
2023/3期32円増配 +4円
2024/3期41円増配 +9円
2025/3期50円増配 +9円
📝 総評:2016/3期(18円)から2025/3期(50円)まで10年間で配当金は約2.8倍に成長。 コロナ禍の2021/3期でも減配せず維持した点が株主還元への強いコミットメントを示しています。 2022年以降は毎年増配を継続しており、今後もさらなる増配が期待されます。

財務の安定性(主要業績)

銀行の業績は「連結純利益」と「CET1比率」で判断します。三菱UFJの近年の業績推移は以下のとおりです。

年度連結純利益(親会社帰属)CET1比率1株配当
2020/3期5,261億円11.6%25円
2021/3期7,770億円12.5%25円
2022/3期1兆1,308億円13.4%28円
2023/3期1兆1,626億円13.3%32円
2024/3期1兆5,693億円13.8%41円
2025/3期約1兆8,000億円(予)約13%台50円

2022/3期以降、純利益は1兆円台をキープ。2024/3期は過去最高益を更新し、 利上げ効果(貸出金利の上昇による利ざや拡大)が業績を大きく押し上げています。

CET1比率は一貫して13%台を維持しており、金融規制の要件(国際基準行:7%)を大幅に上回る 非常に健全な資本水準です。財務基盤の安定性は国内トップクラスといえます。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
三菱UFJの最大の魅力は「日本最大の金融グループとしての圧倒的な安定感」と 「利上げ局面での構造的な恩恵」の組み合わせです。 日銀がゼロ金利・マイナス金利を続けた時代は銀行株の収益力が低下していましたが、 2022年以降の利上げシフトにより、貸出金利の上昇→利ざや拡大→純利益増加という 好循環が生まれています。「金利のある世界」では銀行株は強い、 その典型例がこの10年の配当成長に表れています。

🌱

初心者へのアドバイス:
「配当利回りが2%台なら高配当じゃないのでは?」と思う方もいるかもしれません。 確かに現在の利回りは3.5%の目安を下回っています。ただ、コアラ先生が注目するのは 「配当成長の継続性」です。10年前に18円だった配当が今や50円。 株価上昇と配当増加を合わせた「トータルリターン」で考えると、 長期保有した投資家には非常に大きな恩恵がありました。 「利回りだけで高配当株を判断しない」という視点を持つ練習にもなります。

⚠️

注意点:
株価の大幅上昇により、現在の配当利回りは2%台と「高配当株」の基準(3.5%以上)を 下回っています。利回り目的での新規投資は割高感がある点に注意が必要です。 また銀行株は景気サイクルや信用コスト(不良債権)の増加に敏感です。 世界的な景気後退局面では株価・配当が急落するリスクもあります。 時価総額が巨大なため個人投資家への影響は限定的ですが、 リスクの性質は製造業系の高配当株とは異なることを理解した上で投資判断をしてください。

📂 このページのデータはどこで調べたの?

配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/8306/dividend
財務データ:https://irbank.net/8306/results
トップページ:https://irbank.net/8306

株価データ
グラフ内の年末株価は「配当金 ÷ 配当利回り」から逆算した概算値です。 正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/8306.T

配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 現在株価 × 100 = 配当利回り(%)

銀行株特有の指標
CET1比率(自己資本比率相当):三菱UFJのIR情報ページでご確認ください。
公式IR:https://www.mufg.jp/ir/

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2025年3月期(2025/3期)確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。

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