【高配当株】全国保証(7164)を徹底分析!
10年連続増配・配当利回り4.33%の独立系住宅ローン保証会社

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 掲載しているデータは2026年5月21日時点のものです(出典:IRBANK)。 株価・配当金は変動しますので、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

「住宅ローン保証」という言葉を聞いたことはありますか? マイホームを購入するとき、銀行で住宅ローンを組む際に「保証会社の審査が必要」と言われることがあります。 その「保証会社」として、地方銀行・信用金庫・信用組合などから絶大な信頼を得ているのが 全国保証株式会社(証券コード:7164)です。

2000年の設立以来、独立系の住宅ローン保証会社として着実に成長を続け、現在は国内最大規模を誇ります。 2016/3期から2025/3期まで10年連続増配を達成しており、長期投資家から高い評価を受ける一銘柄です。 今回はIRBANKのデータをもとに、コアラ先生が徹底分析します。

基本情報

全国保証株式会社
7164
その他金融業(住宅ローン保証)
東証プライム
3月(3月31日)
年2回(中間・期末)
独立系住宅ローン保証(地銀・信金向け)
2026年5月21日時点
📌 株式分割について
全国保証は2025年4月1日に1株→2株の株式分割を実施しました。 このページの10年グラフ(2016/3〜2025/3期)は分割前の数値で表示しています。 現在の株価・配当金は分割後の数値(約半額)です。比較の際はご注意ください。

現在の株価・配当情報

配当利回り(予)(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
4.33%
現在の株価(分割後)
2,841円
1株あたり年間配当金(予・分割後)
123円
計算式:123円(配当金)÷ 2,841円(株価)× 100 ≈ 4.33%
⚠️ 株価・配当金は常に変動します。必ず最新情報をご自身でご確認ください。

スクリーニング指標

数値はIRBANKの2026年5月21日時点のデータです。

指標全国保証の数値目安
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
4.29%(予) 3.5%以上 ✅
自己資本比率
(財務の安定度)
48.95% 40%以上 ✅
※金融業・保証業は業態上40〜50%が一般的
PER
(株価収益率・割安度の目安)
12.3倍(予想) 15倍以下 ✅
PBR
(株価純資産倍率)
1.64倍 1.5倍以下が目安 ⚠️ やや高め
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
44.8%(2025/3期) 20〜60% ✅
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
13.34%(予想) 8%以上 ✅
営業キャッシュフロー
(実際の現金の流れ)
+328億円(2026/3期) プラス ✅
時価総額
(会社全体の値段)
約4,169億円 500億円以上 ✅

10年グラフ グラフは分割前データ

株価(分割前)は2020/3期(コロナ禍)の3,393円を底に回復。2025/3期には5,922円まで上昇しました。 2025年4月の株式分割後は現在2,841円(分割前換算:6,054円相当)で推移しています。 10年間で株価が約1.55倍になり、増配との相乗効果で投資家に大きなリターンをもたらしています。
増配 維持
2016/3期(55円)から2025/3期(212円)まで10年間一度も減配なし。 配当金は約3.85倍に成長しました。株式分割後の2026/3期は120円、2027/3期予想は123円(いずれも分割後)です。
2016〜2019/3期は利回り2%台と低水準でした。これは株価の上昇ペースが配当増加を上回っていたためです。 しかし増配が積み上がることで利回りは改善し、2025/3期には3.58%に到達。 分割後の現在は4.29%(予)と、高配当株の基準を超えています。

過去10年の配当金推移

年度1株あたり配当金前年比
2016/3期55円基準年
2017/3期62円増配 +7円
2018/3期80円増配 +18円
2019/3期87円増配 +7円
2020/3期95円増配 +8円
2021/3期117円増配 +22円
2022/3期133円増配 +16円
2023/3期148円増配 +15円
2024/3期170円増配 +22円
2025/3期212円増配 +42円 ★
2026/3期 分割後120円実質増配(分割調整後)
2027/3期(予) 分割後123円増配 +3円
📝 総評:2016/3期から2025/3期まで10年連続増配。2025年4月の1:2株式分割後も増配を継続。 分割前換算(×2)で見ると2027/3期予想246円相当で、基準年(55円)の約4.5倍の水準です。

財務の安定性

全国保証の最大の特徴は「ストック型ビジネスによる安定した収益構造」です。 住宅ローンは10〜35年の長期契約。一度保証した案件は毎年保証料収入として積み上がっていきます。 この保証残高の積み上げが、売上・営業利益の安定成長を支えています。

年度売上高営業利益純利益自己資本比率ROE営業CF
2016/3期319億251億172億31.4%23.2%+261億
2018/3期396億312億221億36.7%20.4%+349億
2020/3期452億354億244億38.9%16.9%+298億
2022/3期488億395億278億44.4%15.1%+293億
2024/3期516億391億288億48.2%12.8%+313億
2025/3期570億420億321億48.5%13.4%+334億
2026/3期587億414億325億48.9%13.3%+328億

売上高は2016/3期(319億円)から2026/3期(587億円)へと約84%増加。 営業利益率は一貫して70%超という驚異的な高収益体質を維持しています。 これは住宅ローン保証という「モノを作らない」サービスビジネスならではの特徴です。 自己資本比率も30%台から約49%へと着実に改善されており、財務体質は年々強固になっています。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
全国保証の最大の魅力は「保証残高が積み上がるストック型ビジネス」です。 住宅ローンは一度組むと10〜35年にわたって続きます。つまり過去に保証した案件が 毎年じわじわと収益をもたらし続ける仕組みです。この「積み上げ型」の収益構造が、 10年連続増配という安定した株主還元を可能にしていると考えています。

🌱

初心者へのアドバイス:
「住宅ローン保証」という事業は地味に聞こえますが、家を買うときに誰もが通る道です。 生活インフラに近い安定したニーズがあります。 公務員として長期保有を前提に考えるなら、10年連続増配・ROE13%超という実績は 非常に魅力的な数字です。まず少額から試してみる価値のある銘柄と感じています。

⚠️

注意点:
PBR1.64倍はやや割高感があります。また少子高齢化・人口減少により住宅着工件数は 長期的に減少傾向にあるため、新規保証件数の伸びが鈍化するリスクは認識しておく必要があります。 金利上昇局面でのデフォルト増加リスクも頭の片隅に置いておきましょう。 投資前には必ずIRBANKや会社IRで最新情報をご確認ください。

こんな方に向いている銘柄・向いていない銘柄

✅ こんな方に向いています
📈10年連続増配実績を重視する方
2016/3期から2025/3期まで一度も減配なし。分割後も増配継続中。配当の安定感を最優先する長期投資家に向いています。
💰高収益ビジネスに投資したい方
営業利益率70%超という水準は、製造業・小売業では到底達せない超高収益体質。この競争優位性を評価できる方に。
🏡住宅市場の安定性を信じる方
住宅は人が生きていく上での必需品。ローン保証という生活インフラに近い事業の安定性を評価できる方に。
🔭ストック型ビジネスで長期保有したい方
保証残高は毎年積み上がる仕組み。「景気に関係なく収益が入り続ける」モデルを長期保有で享受したい方に。
❌ こんな方には向いていません
🟡PBR1倍割れの割安株を求める方
PBR1.64倍は純資産を大きく上回る評価。「とにかく安く買いたい」という方には割高に映ります。
🔴少子高齢化リスクを強く懸念する方
長期的な住宅着工件数の減少は避けられません。新規保証の伸びが止まるシナリオを受け入れられない方は慎重に。
🟡金利上昇時のリスクが気になる方
金利が上昇すると住宅ローンのデフォルト率が上がる可能性があります。保証会社として代位弁済が増えるリスクがあります。
🔴短期で利益を取りたい方
全国保証は地道なストック型ビジネス。短期間での大きな株価上昇より、じっくり増配を享受するスタイルの株です。
🐨 コアラ先生の一言:「10年連続増配・営業利益率70%超・ROE13%超」という実績は、高配当株として非常に優秀なプロフィールです。少子化リスクは長期的な課題ですが、現在の保証残高の厚みがある限り中期的な業績は安定していると見ています。公務員の長期投資スタイルと相性の良い銘柄の一つです。

📋 まとめ:コアラ先生の総合評価

コアラ先生の評価
★★★★☆
(5点満点中4点)
評価ポイント判定コアラ先生のコメント
財務の安定性 ○ 良好 自己資本比率約49%は金融・保証業として適正水準。営業CFも安定的にプラス。無借金経営を維持。
配当の継続性 ◎ 非常に高い 10年連続増配。株式分割後も増配継続中。配当性向44.8%と余裕があり、今後の増配余地も十分。
収益性・ビジネスモデル ◎ 超高収益体質 営業利益率70%超・ROE13%超。ストック型収益でこの水準を維持できる競争優位性は本物。
割安感 △ 条件付き PBR1.64倍はやや割高。ただしPER12.3倍はリーズナブル。高収益・高配当の対価として許容範囲内。
リスク △ 要注意点あり 少子高齢化・住宅着工減少・金利上昇リスク。長期的な成長鈍化は避けられない点は念頭に。
🐨 コアラ先生の結論

全国保証は「10年連続増配・営業利益率70%超・ROE13%超・時価総額4,000億円超」という 高配当株として非常に高い水準を誇る優良銘柄です。

ストック型ビジネスの安定性と、独立系保証会社としての参入障壁の高さが、 長期にわたる安定増配を支えています。

懸念点はPBR1.64倍と少子化リスクですが、現状の保証残高の規模と収益力を考えると 中期的には安定した株主還元が期待できます。

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配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/7164/dividend
財務データ:https://irbank.net/7164/results
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株価データ
グラフ内の年末株価は「配当金 ÷ 配当利回り」から逆算した概算値(分割前)です。 正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/7164.T

株式分割について
2025年4月1日に1株→2株の株式分割を実施。グラフのデータは分割前(〜2025/3期)、 現在の株価・配当金は分割後の数値です。

最新情報を確認する

最新の株価・配当情報は必ず以下でご確認ください。

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年5月21日時点のものです(出典:IRBANK)。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。

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