基本情報
積水ハウスは、戸建住宅・賃貸住宅・分譲マンション・リフォームまで手がける日本最大手の総合住宅メーカーです。 国内にとどまらず、米国・オーストラリア・中国など海外事業も展開するグローバル企業。 2013年1月期から14年連続増配を継続しており、その間の配当金は約2.5倍に成長しています。 高配当株の教科書に載るような優等生銘柄のひとつです。
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
高配当株選びの参考指標です。数値はすべて参考程度にご確認ください。
| 指標 | この銘柄の数値 | 目安 |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) |
4.41% | 3.5%以上 |
| 自己資本比率 (財務の安定度) |
42.7% | 40%以上 |
| 有利子負債倍率 (借金の多さ) |
約0.86倍(金額は1.85兆円) | 1倍以下 |
| PER (株価収益率・割安度の目安) |
9.9倍 | 15倍以下 |
| PBR (株価純資産倍率) |
1.04倍 | 1.5倍以下 |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) |
40.2% | 20〜60% |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) |
10.9% | 8%以上 |
| 営業キャッシュフロー (実際の現金の流れ) |
プラス(2,163億円) | 必ずプラス |
| 連続増配年数 | 14年連続(2013〜2026年) | 10年以上で優良 |
| 時価総額 (会社全体の値段) |
約2兆2,000億円 | 500億円以上 |
有利子負債倍率は計算上0.86倍と基準内ながら、金額が1.85兆円と大きく金利リスクには注意が必要です。 それ以外の9項目は全てクリア。配当利回り・連続増配・ROE・PERと主要指標が揃った優等生銘柄です。
10年グラフ
※グラフの年ラベルは各1月期(決算期)を示しています。株価は各年12月末の終値を使用。
過去10年の配当金推移
| 年度 | 1株あたり配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2016年1月期 | 54円 | 基準年 |
| 2017年1月期 | 64円 | 増配 |
| 2018年1月期 | 77円 | 増配 |
| 2019年1月期 | 79円 | 増配 |
| 2020年1月期 | 81円 | 増配 |
| 2021年1月期 | 84円 | 増配 |
| 2022年1月期 | 90円 | 増配 |
| 2023年1月期 | 110円 | 増配 |
| 2024年1月期 | 123円 | 増配 |
| 2025年1月期 | 135円 | 増配 |
| 2026年1月期(予想) | 144円 | 増配 |
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄を選んだ理由:
「14年連続増配・配当性向40%・ROE11%・PBR1倍台」という4拍子が揃った銘柄は、日本の上場企業の中でもなかなかお目にかかれません。住宅メーカーとして景気敏感な面はありますが、コロナ禍でも増配を続けた実績が、この銘柄への信頼を後押ししています。
初心者へのアドバイス:
100株(約34万円)からNISA口座で購入するのがおすすめです。年間配当は約1万4千円(税引前)、さらに1000株保有で魚沼産コシヒカリ5kgの株主優待も受け取れます。配当利回りが4%を超えたタイミングを狙って、少しずつ買い増していく作戦が合っています。
注意点:
住宅メーカーは金利に敏感です。金利が上昇すると住宅ローンの借入コストが上がり、住宅需要が落ちる懸念があります。また、有利子負債が1.85兆円と大きく、金利上昇は会社の借入コスト増にもつながります。日銀の金融政策には注目しておきましょう。
こんな方に向いている銘柄・向いていない銘柄
コロナ禍も含め一度も減配しない実績。「絶対に配当を守る」という姿勢が伝わってくる銘柄です。
EPS 358円に対して配当144円。まだ増配できる余力が十分あり、今後も右肩上がりに期待できます。
時価総額2.2兆円のプライム上場大型株。流動性が高く、NISAの成長投資枠で安心して長期保有できます。
1000株保有で魚沼産コシヒカリ5kgがもらえます。配当+優待のトータルリターンは高水準です。
住宅需要は金利の影響を直接受けます。日銀の利上げ局面では株価・業績ともに慎重な目が必要です。
1.85兆円の有利子負債は絶対額として大きく、金利上昇時は財務コスト増につながります。
住宅着工件数は景気の影響を受けやすく、景気後退局面では業績が落ちる可能性があります。
42.7%は基準の40%をギリギリ超える水準。財務保守性を最優先する方には少し物足りないかもしれません。
📋 まとめ:コアラ先生の総合評価
| 評価ポイント | 判定 | コアラ先生のコメント |
|---|---|---|
| 財務の安定性 | ○ 良好 | 自己資本比率42.7%は及第点。有利子負債は大きいが住宅メーカーとして許容範囲。営業CFは2163億円と安定。 |
| 配当の継続性 | ◎ 非常に高い | 14年連続増配・コロナ禍も配当維持・配当性向40%の余裕。日本有数の配当安定銘柄。 |
| 収益性・ビジネスモデル | ○ 良好 | ROE10.9%・EPS358円と高水準。国内最大の住宅メーカーとして安定した収益基盤を持つ。 |
| 割安感 | ○ 良好 | PBR1.04倍・PER9.9倍は優良大型株としてはかなり割安。配当利回り4%超も魅力。 |
| リスク | △ 要注意点あり | 金利上昇による住宅需要の落ち込みリスクと有利子負債増加リスクは注意が必要。 |
積水ハウスは「14年連続増配・配当性向40%・ROE11%・PBR1倍台・時価総額2.2兆円」という、 高配当株の教科書に載るような優等生銘柄です。
配当利回り4%超を大型優良株で得られるのは、実は非常に希少なこと。 しかも配当性向40%という余裕があるため、業績が堅調であれば今後も増配余力があります。
注意点は金利リスク一点に集約されます。日銀の利上げが本格化すれば、 住宅需要・財務コストの両面でネガティブな影響が出る可能性があります。
公務員投資家として長期保有するなら、①配当利回り4%超のタイミングを買い場として狙う、 ②日銀の金融政策の動向を四半期ごとに確認するという2つを押さえておけば、 安心してポートフォリオの柱に据えられる銘柄です。
配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/E00143/dividend
財務データ:https://irbank.net/E00143/results
株式指標:https://irbank.net/1928
株価データ
株価グラフはIRBANKの各年末株価データを使用しています。
正確な現在株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/1928.T
配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 株価 × 100 = 配当利回り(%)
本記事の配当利回りは145円 ÷ 3,271円 × 100 ≒ 4.43%(2026年6月時点の株価基準)。
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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年5月25日時点のものです。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。
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