【高配当株】立川ブラインド工業(7989)を徹底分析!
国内ブラインドNo.1・自己資本比率83%・2026年に配当120円へ大幅増配のサプライズ

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 掲載しているデータは2026年5月22日時点のものです(出典:IRBANK・各種公開情報)。 配当金データ(2016〜2025年)はIRBANK確定値ですが、グラフ内の株価は推定値です。正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。 株価・配当金は変動しますので、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

オフィスや自宅のブラインドを見上げると、そこに「TACHIKAWA」のロゴが入っていませんか? 立川ブラインド工業株式会社(証券コード:7989)は、ブラインド・ロールスクリーン・カーテンレールを中心とするインテリア建材の国内最大手です。

高配当株投資家がこの銘柄に注目し始めた理由は明確です。 2026年2月、同社は「年間配当120円・DOE4.0%下限」という新しい株主還元方針を電撃発表し、 株価がストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)を記録するほどの衝撃を与えました。 2025/12期の配当70円から一気に120円へ——これは+71%の大幅増配です。

自己資本比率83.2%・PBR0.92倍(純資産以下の割安評価)・純利益過去最高更新という 盤石な財務基盤のうえに、制度化された株主還元が加わった今、 コアラ先生が10年分のデータを使って徹底分析します。

🪟 立川ブラインド工業ってどんな会社?——ブラインドだけじゃない3事業の顔

1947年創業。ブラインドの「タチカワ」として建築・内装業界に広く知られていますが、 実は3つの事業セグメントで成り立っています。

室内外装品関連事業(主力):ブラインド・ロールスクリーン・カーテンレール・シャッターなど。 BtoB(建材・内装業者向け)が中心で、新築・リフォーム需要を捉えています。
駐車場装置関連事業:タワーパーキング・機械式駐車場の製造・保守。都市部の再開発需要で堅調。
減速機関連事業:産業用モーターの回転速度を制御する部品製造。製造業向けBtoB。

主力のインテリア事業が安定しつつ、3事業に分散しているのが 収益の安定性を生んでいます。2025/12期は売上426億円・純利益32.4億円で過去最高を更新しました。

💡 2026年2月の「DOE4.0%下限・配当120円以上」発表——何が変わったのか?

従来の立川ブラインドは「安定配当+業績連動の増配」という方針でしたが、 2026年2月の新中期経営計画「タチカワビジョン2028」発表と同時に、 「DOE(株主資本配当率)4.0%を下限として年間120円以上の配当」を約束しました。

DOEとは「配当金 ÷ 純資産(自己資本)× 100」で計算される指標。 PBRが下がっても(株価が下がっても)純資産に対して一定水準の配当を保証する仕組みです。 自己資本が約600億円の同社では、DOE4.0% = 年間配当額は最低でも約24億円。 株数(約2131万株)で割ると1株112円以上の配当が保証されることになります。

「業績が悪くても配当を切らさない」という強いメッセージ。 2026/12期の120円はこの新方針の第1弾です。

基本情報

立川ブラインド工業株式会社
7989
金属製品(インテリア建材・駐車場装置・減速機)
東証プライム
12月(12月31日)
年2回(中間・期末)
ブラインド・ロールスクリーン・カーテンレール・シャッター・駐車場装置・減速機
2026年5月22日時点

現在の株価・配当情報

配当利回り(2026/12期予想120円ベース・2026年6月21日株価)
4.81%
株価(2026年6月21日時点)
2,494円
1株あたり年間配当金(2026/12期予想)
120円
時価総額
約536億円
計算式:120円(予想配当)÷ 2,494円(株価)× 100 ≈ 4.81%
📌 2025/12期実績配当は70円(中間20円+期末50円)。
120円は2026/12期の会社予想です。株価は常に変動します。

スクリーニング指標

数値はIRBANK・各種公開情報の2026年5月22日時点のデータです。

指標立川ブラインドの数値目安・判定
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
約4.64%(2026/12期予想120円ベース)
2025実績70円ベースでは2.78%
✅ 来期予想で3.5%超え
自己資本比率
(財務の安定度)
83.2%(2025/12期) ✅ 40%以上(非常に高水準)
PBR
(株価純資産倍率)
0.92倍(2026年4月時点) ✅ 1倍未満=純資産以下の割安評価
PER
(株価収益率・割安度の目安)
15.85倍(2026/12期予想ベース) ⚠️ 15倍ギリギリ
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
46.1%(2025/12期実績)
2026/12期予想:約77%(DOE方針のため高め)
✅ 実績ベースで良好。予想は高めだがDOE政策による
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
5.66%(2025実績)/ 5.82%(2026予想)
2028目標:7%以上
⚠️ 8%以下(改善中・中計目標7%)
時価総額
(会社全体の値段)
約536億円 ✅ 500億円以上・プライム市場
株主還元方針 DOE4.0%下限・年間120円以上・累進配当継続
総還元性向50%以上目標
✅ 制度化された下限保証

8項目中6項目クリア。ROEの低さ(5.7%)とPERのやや高さが課題ですが、 PBR0.92倍(純資産割れ)という「底値感」と、 DOE4.0%下限という「配当保証」の組み合わせは高配当株投資家には魅力的です。

10年グラフ

📌 配当金データ(2016〜2025年)はIRBANKの確定値です。株価グラフは推定値のため、正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
2016〜2019年は1,000〜1,200円台の低水準でしたが、2020〜2021年にかけて建材需要の回復と 業績改善を背景に2,000円台へ上昇。2026年2月の「配当120円・DOE下限」発表でストップ高を記録し、 直近は2,494円(2026年6月21日)前後で推移しています。 ※2016〜2023年の株価は推定値です。正確な数値はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
増配 減配 維持
2016年15円からスタートし、2017年の維持(15円)を除いて毎年増配を継続。 2018年(+8円)・2019年(+5円)と着実に上昇し、2020〜2022年はコロナ禍でも 1〜2円の小幅増配を維持した堅実さが光ります。 2023年以降は加速し、2024/12期(46円)→2025/12期(70円)→2026/12期予想(120円)と 直近3年で配当は3.3倍以上に急増。DOE4.0%下限で今後の「減配しにくい」仕組みも整いました。
配当利回りの歴史を正直に言えば、長らく1〜2%台の低水準が続いていました。 「財務は良いが配当は薄い会社」という評価だったのです。 それが2025〜2026年にかけて配当の急増により利回りが上昇。 2026/12期予想120円ベースでは約4.6〜4.8%と、 高配当株の基準を大きく上回る水準になりました。

配当金推移(2016〜2026年度)

年度1株あたり年間配当金EPS(目安)配当性向(目安)前年比
2016/12期15円基準年
2017/12期15円維持
2018/12期23円増配 +8円
2019/12期28円増配 +5円
2020/12期29円増配 +1円
2021/12期30円増配 +1円
2022/12期31円増配 +1円
2023/12期36円増配 +5円
2024/12期46円
(中間14円+期末32円)
約132円約35%増配 +6円
2025/12期70円
(中間20円+期末50円)
約152円46.1%増配 +24円
2026/12期(予想)120円
(中間50円+期末70円)DOE4.0%下限
約154円(予)約77.9%(DOE方針)増配 +50円(+71%)
📝 総評:2016年(15円)から2025年(70円)まで9年間で4.7倍に成長。2017年のみ維持で、それ以外は毎年増配という驚異的な継続性。 2026年予想の120円まで含めると10年間で8倍。2026年2月のDOE4.0%下限設定が歴史的な転換点です。

財務の安定性と業績推移

2025/12期は純利益32.4億円で過去最高を更新。財務基盤も自己資本比率83.2%と盤石です。

年度売上高営業利益純利益自己資本比率ROE
2023/12期(参考)約414億円約42億円約27.9億円約82%約5.0%
2024/12期約414億円約43.6億円約28.0億円約83.0%約5.3%
2025/12期(実績)426.23億円44.11億円32.39億円
過去最高
83.2%5.66%
2026/12期(予想)435億円45億円32.8億円5.82%(予)
2028/12期(中計目標)458.5億円48.5億円7%以上(目標)

注目すべきは自己資本比率83.2%という圧倒的な財務安全性です。 売上426億円規模の企業がここまで高い自己資本比率を維持していることは稀で、 借入に頼らない堅実な経営姿勢が表れています。

一方でROEが5.66%と低めなのが課題。自己資本が多すぎて(PBRが0.92倍という 「純資産割れ」状態)資本効率が上がりにくい構造になっています。 新中計「タチカワビジョン2028」ではROE7%以上を目標に掲げており、 これが達成されると配当の持続性がさらに高まります。

✅ 立川ブラインド工業の3つの強み
🏦 自己資本比率83%・実質無借金の盤石財務:業種平均を大きく上回る財務安全性。業績が一時的に落ち込んでも配当を維持できる体力があります。DOE4.0%下限はこの財務力があってこそ実現できる約束です。
🪟 国内ブラインドNo.1シェア+3事業の分散体制:ブラインドという「必ず必要な建材」で高シェアを持ちながら、駐車場装置・減速機という異なる事業も展開。景気変動リスクを分散する構造を持っています。
💰 DOE4.0%下限・年間120円以上の制度化:「業績が多少悪くても純資産の4%以上は必ず配当する」という約束。PBRが0.92倍の現状では、BPS(1株純資産)が約2,820円あり、DOE4%=112円以上が下限ラインです。
⚠️ 3つのリスク・注意点
🟡 ROE5.66%の低さ——財務が堅固すぎる「もったいない問題」:自己資本が多すぎてROEが上がりにくい構造です。PBR0.92倍は割安感でもありますが、「市場が高く評価していない」証拠でもあります。新中計でROE7%以上を掲げており、達成できるかが重要です。
🟡 建設・住宅市場への依存——景気敏感セクターの側面:主力のブラインド事業は新築・リフォーム需要に左右されます。住宅着工件数の減少や建設コスト高の影響を受けやすい面があります。2026年以降の国内住宅市場の動向には注意が必要です。
🔴 2026年配当性向77.9%の高さ——一時的か構造的か:120円÷予想EPS154円=77.9%は通常より高い配当性向です。DOE方針を優先するため「利益が少なくても高配当を出す」構造になっていますが、業績が大幅悪化した場合に配当維持が困難になるリスクはゼロではありません。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
「2026年2月にストップ高」というニュースで初めて知った方も多いと思います。 それまでの立川ブラインドは「財務は良いが配当利回りが低い(1〜2%台)」で 高配当株投資家には素通りされがちな銘柄でした。 しかしDOE4.0%下限の設定は、「配当を制度化し、下限を保証した」という 質的な変化です。PBR0.92倍という割安水準と組み合わさることで、 長期保有の魅力が一段階上がったと見ています。

🌱

公務員投資家へのアドバイス:
立川ブラインドのブラインド・カーテンレールは、公共施設・学校・庁舎にも大量に使われています。 「自分が働く職場にも関わりのある会社」への投資はビジネスを理解しやすく、 長期保有への納得感が生まれます。 また、自己資本比率83%という財務の堅牢さは、「夜も安心して眠れる」タイプの銘柄です。 DOE下限で配当が守られている安心感も、公務員の安定志向と相性が良いと思います。

⚠️

注意点:
本記事の配当金データ(2016〜2025年)はIRBANK確定値ですが、 グラフ内の株価は推定値です。正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。 また、2026年の配当120円は「予想」であり、確定ではありません。 ROE改善が進まない場合、将来的な株価上昇は限定的になる可能性があります。 PER15.85倍はやや高めであるため、業績が下ブレした場合の株価リスクも念頭に置いてください。

こんな方に向いている銘柄・向いていない銘柄

✅ こんな方に向いています
💡「配当の下限保証」を求める方
DOE4.0%下限という制度的な約束があります。業績が少々落ちても削られにくい安心感を求める長期投資家に向いています。
🏦財務の堅固さ重視の方
自己資本比率83%・実質無借金。倒産リスクを極限まで下げた盤石な財務で、安心して保有し続けられます。
📈PBR割安銘柄を好む方
PBR0.92倍は純資産以下の評価。「安全余裕度(マージン・オブ・セーフティ)」が大きい銘柄を好む方に向いています。
🪟身近な製品の会社に投資したい方
自宅や職場のブラインドを見れば「タチカワ」のロゴが。知っている製品の会社への投資は、長期保有のモチベーション維持に役立ちます。
❌ こんな方には向いていません
🟡高ROEの成長株を求める方
ROE5.66%は低め。「効率よく利益を生む会社」というよりは「堅実だが資本効率は低い会社」。成長性重視の方には物足りないかもしれません。
🔴現在の配当利回りで判断する方
2025実績配当(70円)の利回りは約2.78%と低め。「現時点で高配当」ではなく「2026年予想で初めて4%超え」という点を理解してから投資を。
🟡住宅市場のリスクが気になる方
主力事業は新築・リフォーム需要に連動。国内の住宅着工件数が長期的に減少するシナリオでは、成長余地が限定的になる可能性があります。
🐨 コアラ先生の一言:「高配当利回りは2026年からが本番。DOE下限で守られた配当を長期保有で受け取る」というシンプルな投資ストーリーが描きやすい銘柄です。まずIRBANKで正確な過去データを確認してから判断を。

📋 まとめ:コアラ先生の総合評価

コアラ先生の評価
★★★★☆
(5点満点中4点)
評価ポイント判定コアラ先生のコメント
財務の安定性 ◎ 非常に高い 自己資本比率83%・実質無借金。業績悪化時も配当を守れる体力がある。
配当の継続性・制度 ◎ 制度化済み DOE4.0%下限という「配当の下限保証」が新方針で明文化された。これは大きな安心材料。
割安感(PBR) ○ 割安水準 PBR0.92倍は純資産以下の評価。財務の堅牢さに比べて市場評価が低く、安全余裕度が大きい。
収益性・成長性 △ 改善途上 ROE5.66%は低め。2028年に7%以上を目標。純利益は2025年に過去最高を更新したのは◎。
配当利回り(現時点) △ 来期から本番 2025実績70円ベースでは2.78%と物足りない。2026予想120円ベースでの4.6%が「本当の姿」。
🐨 コアラ先生の結論

立川ブラインド工業は「堅実な財務を持ちながら、長年にわたり市場に低評価されてきた銘柄が、 株主還元方針の大転換によって再評価されつつある」というストーリーが魅力です。

PBR0.92倍・自己資本比率83%という「底値感のある安全基地」に、 DOE4.0%下限という「配当の制度的保証」が加わりました。 ROEの低さは課題ですが、「タチカワビジョン2028」でのROE7%達成と 増配が続くシナリオが実現すれば、現在の株価水準(PBR0.92倍)は 中長期的に見て面白い水準と言えます。

投資前は必ずIRBANK(irbank.net/7989)で過去10年の正確なデータを確認し、 2026年以降の配当発表を見届けながら、少額から始めるアプローチをおすすめします。
📂 このページのデータはどこで調べたの?

配当金・業績データ(出典:IRBANK・各種公開情報)
配当金:https://irbank.net/7989/dividend
財務データ:https://irbank.net/7989/results
株式指標:https://irbank.net/7989

株価・時価総額データ
株価グラフの2016〜2023年分は推定値です(配当金÷推定利回りから逆算)。 正確な株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/7989.T

新株主還元方針・中期経営計画(出典:会社公式IR)
「タチカワビジョン2028」:https://www.blind.co.jp/company/ir/
DOE4.0%・配当120円以上の発表:2026年2月10日発表

配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 株価 × 100 = 配当利回り(%)
本記事の配当利回りは120円(予想)÷ 2,494円(2026年6月21日株価)× 100 ≈ 4.81%です。

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年5月22日時点のものです(出典:IRBANK・各種公開情報)。 配当金データ(2016〜2025年)はIRBANK確定値ですが、グラフ内の株価は推定値です。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。

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