【高配当株】蔵王産業(9986)を徹底分析!
自己資本比率87%・実質無借金の鉄壁財務

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 掲載しているデータは2026年5月25日時点のものです。 株価・配当金は変動しますので、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

基本情報

蔵王産業(ZAOH COMPANY, LTD.)
9986
卸売業(環境クリーニング機器専門商社)
東証スタンダード
3月
年2回(3月・9月)
あり(抽選式・太陽光発電システム等)
2026年5月25日時点

蔵王産業は、産業用床洗浄機・スチームクリーナーなどの環境クリーニング機器を輸入販売する専門商社です。 自社工場を持たない「ファブレス経営」で固定費を抑えつつ、実演販売による提案型営業で高い顧客満足度を維持しています。 地味に見えるビジネスですが、自己資本比率87%超・実質無借金という財務の堅牢さは、日本の上場企業の中でもトップクラスです。

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
4.07%
現在の株価
2,459円
1株あたり年間配当金
100円
計算式:100円(配当金)÷ 2,459円(株価)× 100 = 4.07%
⚠️ 株価・配当金は常に変動します。必ず最新情報をご自身でご確認ください。

スクリーニング指標

高配当株選びの参考指標です。数値はすべて参考程度にご確認ください。

指標この銘柄の数値目安
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
4.03% 3.5%以上
自己資本比率
(財務の安定度)
87.3% 40%以上
有利子負債倍率
(借金の多さ)
実質無借金 1倍以下
PER
(株価収益率・割安度の目安)
18.2倍 15倍以下
PBR
(株価純資産倍率)
1.05倍 1.5倍以下
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
88.1%(2025/3期) 20〜60%
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
5.5% 8%以上
営業キャッシュフロー
(実際の現金の流れ)
プラス(112億円超) 必ずプラス
連続増配年数 2年(2024〜2025年) 10年以上で優良
時価総額
(会社全体の値段)
約157億円 500億円以上
📊 スクリーニング総評:10項目中5項目クリア
配当利回り・自己資本比率・有利子負債・PBR・営業CFの5項目はクリア。 一方、PER・配当性向・ROE・連続増配年数・時価総額の5項目は目安に届かず。 財務の堅牢さは群を抜くが、「配当性向88%」と「ROE低迷」が課題です。

10年グラフ

2016〜2021年は1,500〜2,000円のレンジで横ばいが続き、2022年以降に急上昇。2023〜2024年には2,500〜2,700円台まで上昇しましたが、2025年末は2,510円とやや落ち着いた水準です。株価上昇の背景には、業績改善と高配当株ブームによる資金流入があります。PBR1倍台という「解散価値」が下値のサポートラインとして機能してきました。
増配 減配 維持
2016〜2020年は55〜61円で安定していましたが、2021年はコロナ禍の業績悪化で53円に減配。その後2022年に78円、2023年には109円へと大きく増配し、2023年3月期から「1株年間100円の安定配当」方針に変更。2024・2025年は100円を継続しています。一度の減配実績は注意点として覚えておきましょう。
配当利回りは概ね3〜4%の範囲で推移。2018年は株価上昇で2.98%まで低下しましたが、2020年・2023年は4%超の高利回り水準を記録しています。現在(2026年5月時点)は4.03%と基準ライン3.5%を上回る水準。「4%超が見えたらエントリーポイント」と覚えておくと実践的です。

過去10年の配当金推移

年度1株あたり配当金前年比
2016年3月期55円基準年
2017年3月期55円維持
2018年3月期61円増配
2019年3月期61円維持
2020年3月期61円維持
2021年3月期53円減配
2022年3月期78円増配
2023年3月期109円増配
2024年3月期100円方針変更
2025年3月期100円維持
📝 総評:2016年の55円から2025年には100円へ、10年で約1.8倍に増加。ただし2021年に一度減配しており、連続増配銘柄ではありません。2023年3月期から「1株年間100円の安定配当」方針に転換し、現在は安定した100円配当が続いています。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄を選んだ理由:
自己資本比率87%超・実質無借金という財務基盤は、日本の上場企業の中でもトップクラスです。「清掃機器の輸入販売」という地味な事業ながら、長年にわたって安定した営業利益率(10〜15%)を維持しています。PBR1.05倍という解散価値近辺の株価も魅力で、「安全マージンのある高配当株」として紹介したいと思いました。

🌱

初心者へのアドバイス:
まずは100株(約25万円)から始めて、4%前後の配当をNISA口座で受け取り続けるスタンスが合っています。株主優待も抽選式ながらユニークな内容です。業績が安定していれば100円配当が続くと考えられますが、一度の減配実績があることは頭に入れておきましょう。

⚠️

注意点:
2025年3月期の配当性向は88.1%と非常に高水準です。業績が落ちれば減配リスクが現実化する可能性があります。また、時価総額157億円の小型株のため、売買量が少なく、値動きが大きくなる局面があります。まとまった資金での売買は慎重に行ってください。

こんな方に向いている銘柄・向いていない銘柄

✅ こんな方に向いています
💡超高い財務安定性を重視する方
自己資本比率87%超・実質無借金。倒産リスクをとことん排除したい守り重視の投資家に最適です。
📊PBR1倍台の割安感を評価する方
PBR1.05倍は「解散価値近辺」。資産価値に裏付けられた株価という安心感があります。
🌿NISA口座で4%配当を長期積み上げたい方
年間100円配当を100株保有で1万円受け取り。コツコツ積み上げる長期投資家向きです。
🏭ニッチな専門商社のビジネスを応援できる方
清掃機器という参入障壁のある市場でシェアを持つ企業。地味だが底堅いビジネスです。
❌ こんな方には向いていません
🔴連続増配を絶対条件にする方
2021年に61円→53円の減配実績があります。「一度も減配させない」銘柄ではありません。
🟡配当性向の高さを懸念する方
2025年3月期の配当性向は88.1%。業績悪化時に「100円を守れるか」が問われます。
🔴大型株・プライム市場を好む方
時価総額157億円の東証スタンダード小型株。流動性が低く、売買タイミングに注意が必要です。
🟡ROEを重視する方
ROE 5.5%は「利益の効率」の観点では低め。資本を積み上げているが活用しきれていない面があります。
🐨 コアラ先生の一言:「鉄壁財務×PBR1倍台」という守りの組み合わせは魅力的ですが、配当性向88%という高さは見逃せません。まずは配当方針の維持を確認しながら、少額から試してみるのが賢明です。

📋 まとめ:コアラ先生の総合評価

コアラ先生の評価
★★★☆☆
(5点満点中3点)
評価ポイント判定コアラ先生のコメント
財務の安定性 ◎ 非常に高い 自己資本比率87%超・実質無借金。高配当小型株の中でも群を抜く安全性。
配当の継続性 △ 要注意 2021年に一度減配実績あり。現在は100円安定だが配当性向88%は警戒水準。
収益性・ビジネスモデル △ やや低め 営業利益率10〜15%は良好だが、ROE5.5%は資本効率の改善余地が大きい。
割安感 ○ 良好 PBR1.05倍は解散価値近辺。下値リスクを抑えた株価水準と言えます。
リスク △ 要注意点あり 小型株の流動性リスク、配当性向88%の高さ、ROE低迷の3点は要チェック。
🐨 コアラ先生の結論

蔵王産業は「自己資本比率87%超・実質無借金・PBR1倍台」という 守備力の高さが突出した銘柄です。財務基盤の盤石さは高配当小型株の中でも別格と言っていいでしょう。

ただし、2025年3月期の配当性向88.1%は高すぎる水準です。業績が悪化すれば「100円配当を守れない」事態も十分ありえます。 2021年に実際に減配した実績を忘れずに。

投資を検討するなら、まず①2026/3期決算で業績・配当性向の推移を確認し、 ②配当利回りが4%を超えたタイミングで少額から始めるのが王道です。

公務員投資家として守りを重視するなら財務面での安心感はありますが、 「絶対に減配しない」という強さは持っていない銘柄です。過度な期待は禁物、適切な分散を心がけましょう。
📂 このページのデータはどこで調べたの?

配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/E02779/dividend
財務データ:https://irbank.net/E02779/results
株式指標:https://irbank.net/9986

株価データ
株価グラフはIRBANKの期末株価データを使用しています。 正確な現在株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/9986.T

配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 年末株価 × 100 = 配当利回り(%)
本記事の配当利回りは100円 ÷ 2,459円 × 100 ≒ 4.07%(2026年6月21日時点の株価基準)。

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年5月25日時点のものです。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。

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