【連続増配株】沖縄セルラー電話(9436)を徹底分析!
利回り1.87%でも買われる理由と10年グラフ

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 掲載しているデータは2026年7月17日時点のものです。 株価・配当金は変動しますので、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

最初に正直に言います。沖縄セルラー電話の配当利回りは1.87%で、 当ブログの基準(3.5%以上)を大きく下回ります。 それでもこの銘柄を取り上げる理由は一つ。 分割調整後の配当が10年間で約2.6倍に増え、一度も減配していないからです。 「今の利回り」ではなく「育つ利回り」で見る連続増配株の代表例として分析します。

基本情報

沖縄セルラー電話
9436
情報・通信業(auブランドの沖縄地域会社)
東証スタンダード
3月
年2回(9月・3月)
あり(カタログギフト。2025年10月の株式分割に伴い保有条件が変更されているため最新のIR情報を要確認)
2026年7月17日時点

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
1.87%
現在の株価
3,735円
1株あたり年間配当金(2027年3月期予想)
70円
計算式:70円(配当金)÷ 3,735円(株価)× 100 = 1.87%
⚠️ 株価・配当金は常に変動します。必ず最新情報をご自身でご確認ください。

スクリーニング指標

高配当株選びの参考指標です。数値はすべて参考程度にご確認ください。

指標この銘柄の数値目安
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
1.87% 3.5%以上
自己資本比率
(財務の安定度)
82.2% 40%以上
有利子負債倍率
(借金の多さ)
ほぼ0倍(実質無借金) 1倍以下
PER
(株価収益率・割安度の目安)
25.97倍 15倍以下
PBR
(株価純資産倍率)
3.48倍 1.5倍以下
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
47.2% 20〜60%
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
13.36% 8%以上
営業キャッシュフロー
(実際の現金の流れ)
プラス(163億円) 必ずプラス
連続増配年数 直近10年以上(当記事のデータで確認。「20期超の連続増配銘柄」として紹介されることが多い) 10年以上で優良
時価総額
(会社全体の値段)
約3,448億円 500億円以上

10年グラフ

※沖縄セルラーは2022年10月と2025年10月にそれぞれ1株→2株の株式分割を実施しています。 以下のグラフ・表の株価と配当金はすべて分割調整後(現在の株数ベース)に統一しています。

10年で株価は約3.3倍(871円→2,832円、2026年7月は3,735円)。とくに2022年に急騰し、2023年にいったん2割強調整、その後再び上昇して高値を更新しています。通信料収入という安定した土台に、増配・株式分割・株主優待が個人投資家の人気を集めた形です。右肩上がりの分、「割安に買える場面が少ない」銘柄でもあります。
増配 減配 維持
全部緑、つまり10年間一度も減配・据え置きなしの毎年増配です(分割調整後24円→62円で約2.6倍)。2027年3月期も70円予想で増配見込み。配当性向は35%→47%へ上がってきていますが、まだ利益の半分以下に収まっており、無理な増配ではありません。
利回りは2〜3%台を行き来し、基準ライン3.5%を上回った年はありません。理由は単純で、増配のペース以上に株価が買われてきたからです。裏を返すと、10年前の2016年末(調整後871円)に買った人の「買値に対する利回り」は現在の70円予想で8.0%。連続増配株は保有年数が利回りを育てます。

過去10年超の配当金推移

※各年3月期・株式分割調整後(現在の株数ベース)

年度1株あたり配当金前年比
2016年3月期24円基準年
2017年3月期26.25円増配
2018年3月期29.25円増配
2019年3月期32.5円増配
2020年3月期36.25円増配
2021年3月期40.5円増配
2022年3月期42円増配
2023年3月期44円増配
2024年3月期55円増配
2025年3月期62円増配
2026年3月期67円増配
2027年3月期(予想)70円増配
📝 総評:11年連続増配・平均増配率は年10%前後。コロナ禍の2020〜2021年も増配を続けた実績は、通信という景気に左右されにくい事業と自己資本比率82%の財務があってこそです。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄を選んだ理由:
「高配当株=今の利回りが高い株」だけではない、と伝えたかったからです。沖縄セルラーは沖縄県で約5割のシェアを持つauブランドの通信会社(KDDIの子会社)。契約者からの月額収入という安定収益で、10年以上増配を続けています。利回り4%の株と、毎年10%増配する利回り1.9%の株。後者は約8年で「買値に対する利回り」が4%に追いつく計算です。

🌱

初心者へのアドバイス:
この銘柄をポートフォリオの主役にする必要はありません。利回り3.5%以上の高配当株を土台にしつつ、「配当を育てる枠」として連続増配株を1〜2割混ぜる考え方が現実的です。同じ連続増配なら三菱HCキャピタル(8593)、通信の高配当なら親会社のKDDI(9433)の記事も合わせて読んでください。

⚠️

注意点:
PER25.97倍・PBR3.48倍は、当ブログの目安から見ると明確に割高圏です。人気銘柄ゆえに「良い会社を高く買ってしまう」リスクがあります。また沖縄県の人口増加は既に頭打ちで、契約数の伸びに頼った成長は期待しにくくなっています。買うなら株価が調整した場面を待つ、分割して買うといった工夫が必要です(買い時の判断基準の記事で詳しく解説しています)。

📂 このページのデータはどこで調べたの?

配当金・業績データ
IRBANK:https://irbank.net/9436/dividend
財務データ:https://irbank.net/9436/results

株価データ
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/9436.T(月次時系列の調整後終値を使用)

配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 年末株価 × 100 = 配当利回り(%)

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年7月17日時点のものです。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。

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