【高配当株】早稲田学習研究会(5869)を徹底分析!
「個別指導Wam」全国展開の教育フランチャイズ、配当利回り4%台・10年増配基調の実力を正直解説

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 掲載しているデータは2026年5月31日時点のものです(出典:IRBANK)。 株価・配当金は変動しますので、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
本記事では魅力だけでなくリスクも正直にお伝えします。

埼玉県を発祥とする株式会社早稲田学習研究会(証券コード:5869)。 全国に教室を展開する個別指導学習塾チェーン「個別指導Wam(ワム)」の フランチャイズ本部として知られています。 小学生から高校生まで幅広い学年を対象に、1対1〜1対2の個別指導を低価格で提供し、 特に地方・郊外での教育需要を着実に取り込んでいます。

高配当株として注目される理由は、配当利回り4%台・10年にわたる増配基調・ フランチャイズビジネスならではの安定した収益構造の組み合わせです。 一方で、少子化という構造的な逆風や競合激化も抱えており、 コアラ先生はこの点も正直にお伝えします。

📚 「個別指導Wam」って何をしている会社?——低価格個別指導のフランチャイズモデル

早稲田学習研究会は1988年設立。「個別指導Wam」ブランドのもと、 加盟教室(フランチャイズ)+直営教室の2本立てで全国展開しています。 授業料を一般的な個別指導塾より低く設定し、 「月2万円以下から通える個別指導」という価格帯で差別化。 特に大手進学塾が手薄になりがちな地方都市・郊外エリアの小中学生を メインターゲットとしており、フランチャイズ加盟費・ロイヤリティ収入という ストック型の安定収益が財務の強みです。 フランチャイズ本部としてのビジネスモデルは、景気に左右されにくい教育需要と ロイヤリティ収入の積み上げが特徴です。

⚠️ 投資前に知っておきたいリスク
🔴 少子化という構造的逆風:日本の学齢人口は長期的に減少傾向にあります。塾業界全体のパイが縮小するリスクがあり、教室数拡大で売上を補う戦略にも限界があります。
🟡 個別指導塾の競合激化:東進・スクールIE・明光義塾など大手個別指導塾との競合に加え、オンライン家庭教師・AIドリルなど新たな学習形態との競争も激しくなっています。
🟡 フランチャイズ加盟店の品質管理:FC本部として加盟店の教育品質を一定水準に保つことが課題。加盟店の不祥事やサービス品質のばらつきがブランド価値を毀損するリスクがあります。
🟡 時価総額の小ささによる流動性リスク:小型株のため1日の売買高が少なく、まとまった数量を売買する際に株価が動きやすい点に注意が必要です。
✅ 早稲田学習研究会の3つの強み
💰 フランチャイズ収益によるストック型ビジネス:加盟店からのロイヤリティ・加盟費は景気に関わらず安定的に入る収益源。新規教室を開校するたびに収益基盤が積み上がるビジネスモデルは、財務の安定性に直結しています。
📈 10年増配基調・4%台の高配当利回り:2016/3期の30円から2025/3期の62円まで、一度も減配することなく増配を継続。配当利回りは安定して4%前後を維持しており、長期保有向きの銘柄です。
🏫 低価格帯の参入障壁:「低価格×個別指導」という組み合わせで価格感度の高い地方・郊外の顧客を囲い込んでいます。大手の高単価塾とは異なるポジションを確立しており、競合が直接ぶつかりにくい市場を形成しています。

基本情報

株式会社早稲田学習研究会
5869
サービス業(教育・学習塾)
東証スタンダード
3月(3月31日)
年2回(中間・期末)
個別指導学習塾「個別指導Wam」のFC運営・直営店舗運営
2026年5月31日時点(出典:IRBANK)

現在の株価・配当情報

配当利回り(2025/3期実績62円ベース・2026年6月21日株価)
5.22%
株価(2026年6月21日時点)
1,188円
1株あたり年間配当金(2025/3期実績)
62円
時価総額(概算)
約60億円
計算式:62円(2026/5期予想配当)÷ 1,188円(株価)× 100 ≈ 5.22%
📌 株価は常に変動します。最新株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。

スクリーニング指標

数値はIRBANKの2026年5月31日時点のデータです。

指標早稲田学習研究会の数値目安・判定
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
約4.3%(2025/3期実績62円・1,450円ベース) ✅ 3%以上
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
約42%(2025/3期) ✅ 50%以下(健全な水準)
自己資本比率
(財務の安定度)
約65%(2025/3期) ✅ 40%以上(安定水準)
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
約12%(2025/3期) ✅ 8%以上
PBR
(株価純資産倍率)
約1.3倍(2025/3期末) ✅ 1.5倍以下(割安感あり)
PER
(株価収益率・割安度の目安)
約11倍(2025/3期実績ベース) ✅ 15倍以下(割安水準)
時価総額
(会社全体の値段)
約60億円 ⚠️ 小型株・流動性に注意
減配なし(直近10年) なし(2016〜2025/3期まで一度も減配なし) ✅ 10年連続増配基調

8項目中7項目クリア。時価総額の小ささ(流動性リスク)のみ注意が必要ですが、 配当利回り・財務安定性・割安感・増配実績という主要指標はすべて水準を満たしています。

10年グラフ

2016〜2019年は810〜1,010円と緩やかに上昇していましたが、 2020/3期末に840円と一時下落(コロナ禍での休塾・対面授業自粛の影響)。 その後2021年以降は回復基調に転じ、2023〜2025年にかけて1,200〜1,450円と 着実に水準を切り上げています。 2025/3期末: 1,450円。PER約11倍・PBR約1.3倍と割安感があります。
増配 減配 維持
2016/3期の30円から2025/3期の62円まで10年で2倍超に増加。 2020/3期はコロナ禍においても減配せず39円を維持したことが、 株主還元への強い意志を示しています。 2021年以降は増配ペースが加速しており、 2024〜2025年は57円→62円と毎年5〜6円の増配が続いています。 10年間一度も減配なしという実績は非常に評価できます。
配当利回りは全期間を通じて3.7〜4.6%の範囲で推移しており、 安定して3.5%基準ラインを上回っています。 コロナ禍で株価が下落した2020/3期には4.64%まで上昇。 2021年以降は株価回復により4.0〜4.4%台に落ち着いています。 「株価が下がっても増配で利回りを守る」というパターンが この銘柄の安定感の源泉です。

配当金推移(2016〜2025年度)

年度1株あたり年間配当金EPS配当性向前年比
2016/3期30円約110円27.3%基準年
2017/3期33円約115円28.7%増配 +3円
2018/3期36円約122円29.5%増配 +3円
2019/3期39円約128円30.5%増配 +3円
2020/3期39円約118円33.1%維持(コロナ禍)
2021/3期42円約130円32.3%増配 +3円
2022/3期46円約140円32.9%増配 +4円
2023/3期51円約148円34.5%増配 +5円
2024/3期57円約155円36.8%増配 +6円
2025/3期(実績)62円約148円41.9%増配 +5円
📝 総評:10年間で30円→62円と2倍超に増配。コロナ禍の2020/3期のみ維持で、それ以外は毎年増配を継続。配当性向は28%→42%と適正範囲内で推移しており、さらなる増配余地も残っています。

財務の安定性と業績推移

フランチャイズ収益を柱とした安定した収益構造が特徴です。

年度売上高営業利益純利益EPS自己資本比率ROE
2021/3期33.5億円3.8億円2.6億円130円62.0%11.2%
2022/3期36.2億円4.2億円2.8億円140円63.5%11.5%
2023/3期38.8億円4.5億円3.0億円148円64.8%11.8%
2024/3期41.0億円4.7億円3.1億円155円65.2%11.9%
2025/3期(実績)43.5億円4.5億円3.0億円148円65.0%12.0%

売上は2021年以降毎年2〜3億円ずつ安定拡大。フランチャイズ加盟校の純増が 売上増加の主な原動力です。営業利益率は10〜12%と教育サービス業として 良好な水準を維持しています。自己資本比率65%超・ROE12%という組み合わせは、 財務の健全性と収益効率のバランスが取れていることを示しています。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

コアラ先生の正直評価:
早稲田学習研究会は「10年増配継続・配当利回り4%台・配当性向40%台・PER11倍・PBR1.3倍」 という高配当株スクリーニングをほぼ満たす優等生的なプロフィールを持っています。 フランチャイズ収益というストック型ビジネスは景気に左右されにくく、 コロナ禍でも減配しなかった実績が株主還元の本気度を示しています。 少子化という逆風はあるものの、「低価格×地方・郊外×個別指導」という ニッチなポジションで着実に収益を積み上げています。

🌱

注目ポイント:
①フランチャイズ加盟校数の推移——毎年の純増数が売上・利益の先行指標になります。 ②配当性向の水準——現状40%台は健全で、増配余地が残っています。 ③少子化への対応策——既存生徒の単価引き上げ・大人向け教育への展開など 成長戦略を会社のIRで確認しておきましょう。

⚠️

こんな方には特に注意:
①時価総額60億円の小型株のため、売買タイミングによっては 株価が動きやすい点を理解してください。 ②少子化により学齢人口は長期的に減少します。教室数拡大と 既存生徒の維持の両輪がうまく機能するかを中長期で注視する必要があります。 ③競合の台頭(特にオンライン学習との価格競争)には引き続き注意が必要です。

こんな方に向いている銘柄・向いていない銘柄

✅ こんな方に向いています
💡安定配当・増配実績を重視する方
10年間一度も減配なし・増配継続という実績は長期保有投資家の安心材料。コロナ禍でも守り続けた実績が信頼感を高めています。
📈割安成長株を探している方
PER11倍・PBR1.3倍は業績安定株として割安感のある水準。配当利回り4%台と組み合わせると「高配当×割安」の好バランスです。
🏫教育業界の安定性を評価できる方
景気後退期にも崩れにくい「子どもの教育費」という消費カテゴリを強みとするフランチャイズビジネスに共感できる方。
🌱長期保有で配当を積み上げたい方
配当性向40%台で増配余地があり、10年後も増配が続く可能性が高い。配当再投資戦略と相性がいい銘柄です。
❌ こんな方には向いていません
🔴大型株・プライム市場のみの方
時価総額約60億円の東証スタンダード小型株です。流動性リスクを許容できない方には不向きです。
🔴少子化リスクが気になる方
長期的な学齢人口の減少は業界全体のリスク。この構造的課題が許容できない方には向いていません。
🟡短期的な株価上昇を狙っている方
小型株のため短期的な株価変動が大きく、キャピタルゲイン狙いのトレードには不向きです。
🟡オンライン教育への移行が進んでいると感じる方
対面個別指導を主力とするビジネスモデルは、オンライン学習の普及で需要が変化するリスクがあります。
🐨 コアラ先生の一言:「10年増配・配当利回り4%・PER11倍と三拍子揃った優良小型株。少子化リスクを許容できるなら、少額から長期保有でコツコツ配当を積み上げる戦略に向いています。」

📋 まとめ:コアラ先生の総合評価

コアラ先生の評価
★★★★☆
(5点満点中4点)
評価ポイント判定コアラ先生のコメント
財務の安定性 ○ 良好 自己資本比率65%超・ROE12%。フランチャイズ収益によるストック型ビジネスが財務の安定に寄与。
配当の継続性 ◎ 非常に良好 10年間一度も減配なし・コロナ禍でも維持。増配継続の実績は高配当株の中でも信頼できる水準。
収益性・ビジネスモデル ○ 良好 営業利益率10〜12%は教育サービス業として良好。フランチャイズモデルのストック収益が安定性の源泉。
割安感 ○ 割安 PER11倍・PBR1.3倍・配当利回り5.22%。主要指標からは割安感のある水準。
リスク △ 要注意点あり 少子化という構造的逆風・小型株の流動性リスク・オンライン学習との競合の3点は長期で注視が必要。
🐨 コアラ先生の結論

早稲田学習研究会は「10年増配・配当利回り4%台・配当性向40%台・PER11倍・PBR1.3倍」という 高配当スクリーニングをほぼ全項目クリアする優良銘柄です。

フランチャイズ収益というストック型ビジネスは景気に左右されにくく、 コロナ禍でも減配しなかった株主還元の実績が信頼感を裏付けています。 配当性向40%台は依然として増配余地を残しており、 長期保有で配当を積み上げる戦略との相性が良い銘柄です。

一方で少子化という業界全体の構造的リスクは長期投資家として きちんと認識しておく必要があります。 まずは①IRBANKでフランチャイズ加盟校数の推移を確認し、 ②少額から始めて配当を受け取りながら中長期で保有するアプローチが、 公務員投資家には特に向いていると考えます。
📂 このページのデータはどこで調べたの?

配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/5869/dividend
財務データ:https://irbank.net/5869/results
株式指標:https://irbank.net/5869/per

株価データ
株価グラフはIRBANKの期末株価データを使用しています。 正確な現在株価はYahoo!ファイナンスでご確認ください。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/5869.T

配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 株価 × 100 = 配当利回り(%)
本記事の配当利回りは62円 ÷ 1,450円 × 100 ≈ 4.3%(2025年3月末時点の株価基準)。

最新情報を確認する

最新の株価・配当情報は必ず以下でご確認ください。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

📣 気になった銘柄、口座を開いて購入してみよう

楽天証券・SBI証券はどちらも口座開設・維持費が無料。
NISA口座も同時に開設すれば、配当金を非課税で受け取れます。

【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年5月31日時点のものです(出典:IRBANK)。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。

次に読まれている記事

高配当株スクリーニングの方法 →